バイナリー専業からFXへ移行した理由




【元いじめられっ子トレーダー】バイナリー専業からFXへ移行した理由

もしあなたが今、「時間を売らずに生きたい」と思いながらも、
バイナリーやFXにモヤモヤした感情を持っているなら、この話はきっと他人事ではないはずです。

バイナリーオプションの塾に150万円を投資し、そこで教わった手法と期待値の考え方を叩き込んだ結果、僕はようやく専業で食べていけるレベルまでたどり着きました。毎月の収支はもちろん上下しますが、トータルではプラス。生活費も貯蓄もトレードだけでまかなえるようになり、「時間を売らない生き方」が現実味を帯びてきたタイミングでした。

しかし、そんなときに起きたのが、メインで使っていたハイローオーストラリアの終了です。チャートの読み方やメンタルではなく、プラットフォームそのもののリスクを突きつけられた出来事でした。この出来事がきっかけで、僕は「バイナリー専業」というスタイルから離れ、FXへ軸足を移す決断をすることになります。

スポンサーリンク

バイナリー専業時代は「稼げるけど、常に不安定」だった

「専業で勝てているのに、なぜか安心できない」。
当時の僕は、まさにそんな状態でした。

バイナリー専業だった頃の生活は、完全に相場中心です。朝起きてチャートを確認し、エントリーポイントを待ち、夜は検証や振り返り。もちろんダラけてしまう日もありましたが、基本的には「トレードで飯を食う」という覚悟は固まっていました。

バイナリーの良いところは、結果が出るまでが早いことです。数分〜数十分で勝ち負けが確定し、1日の終わりには収支がはっきりとわかります。そのおかげで、「期待値のあるパターンだけを淡々と繰り返す」という感覚はかなり鍛えられました。

ただし、一方でこんな不安も常にありました。

  • 取引先がほぼ1社依存になっていること
  • ルール変更や停止のお知らせが出たら、それだけで収入源が消えること
  • どれだけ勝っていても、「いつ終わるかわからないゲーム」をしている感覚が抜けないこと

つまり、バイナリー専業は稼げてはいたものの、「土台がプラットフォーム1つに乗っかっている」状態だったのです。その危うさを頭では理解していながら、「まあ大丈夫だろう」とどこかで楽観していたことは否定できません。

ハイロー終了の知らせで、ようやく目が覚めた

ある日突然、ハイローオーストラリア終了のニュースが飛び込んできます。
もし今あなたが、1つの口座や1つのサービスに依存しているなら、この感覚は想像しやすいと思います。

最初は「一時的なものだろう」と思っていましたが、案内が具体的になるにつれて、「これは本当に終わるな」と現実を突きつけられます。

その瞬間、真っ先に頭に浮かんだのは、収支ではなく次のようなことでした。

  • 「相場観やメンタルは残るけれど、この器(プラットフォーム)はもう使えない」
  • 「手法に依存するのではなく、器を変えても戦える土台が必要だ」
  • 「ここで働くしかない世界に戻るのか、それとも別の選択肢を作るのか」

もちろん、別の海外業者や、新しいバイナリープラットフォームを探すという選択肢もありました。しかし、そのときの僕は、ようやくこう考えるようになっていました。

「また同じ構造に乗り換えるだけなら、いつか同じことが起きるだけだ」

つまり、バイナリーという器そのものから、一度距離を置く必要があると感じたのです。

なぜFXを選んだのか?

じゃあ、そこからなぜFXだったのか。
ここは、多くの人が気になるところだと思います。

バイナリー専業から離れると決めたとき、僕がFXを選んだ理由はシンプルで、「同じチャート・同じ相場で、より汎用性の高い武器を磨きたかった」からです。

もともとバイナリーでも、エントリーの判断にはローソク足の動きや、サポレジ、トレンドの流れを使っていました。つまり、相場を見る目のベースはFXとほぼ共通です。それならば、次のようなメリットがあるFXに本気で取り組んだほうがいいと考えました。

  • 取引所や口座の選択肢が多く、プラットフォームリスクを分散しやすい
  • 時間軸を変えることで、スキャルからスイングまで戦い方を調整できる
  • 資産形成を前提に、リスクとリターンを設計しやすい

もちろん、FXはバイナリーよりも「難しい」部分もあります。損切り幅やポジションサイズを自分で決める必要がありますし、メンタルの揺れも大きくなりがちです。それでも、「時間を売らずに生きる」という自分の軸を考えたとき、FXのほうが長期的には合っていると判断しました。

ギャンブルから「仕事としてのトレード」へ

ここから先は、FXの「中身」の話です。
もしあなたが今、「なんとなく」でエントリーしているなら、このパートは特に刺さるかもしれません。

バイナリー時代の僕は、口では「期待値」「優位性」と言いながら、どこかで「一発で抜けたい気持ち」を捨て切れていませんでした。特に、仮想通貨の未公開コインで大きくやられたあとには、「ここで取り返したい」という感情が何度も顔を出します。

しかし、ハイロー終了と仮想通貨の損失をセットで眺めると、結局どちらも「器と感情に振り回されていた」という共通点が見えてきました。そこで、FXに移行すると決めたタイミングで、次のようなルールを自分の中に明確に置きました。

  • 毎トレードのリスクは、口座残高の◯%まで(上限を決める)
  • 日次・週次の最大ドローダウンを超えたら、その日は強制終了
  • 「ワクワクするから入る」トレードを、徹底的に排除する

このあたりの考え方は、プロフィールページでも書いているとおり、「FXで資産形成する」という長期のゴールから逆算したルールになっています。

FXで資産形成するトレーダーのプロフィール|クソトレーダーの歩み

こうして、FXに軸足を移してからのトレードは、以前のような「一発逆転ゲーム」ではなく、「リスクを商品として扱う仕事」に近い感覚へと変わっていきました。

GOLD中心のスタイルに落ち着くまで

FXに移行した直後は、多くの人と同じように、僕もドル円やユーロドルなどのメジャー通貨ペアを一通り触りました。
ただ、いろいろ試したうえで最終的に落ち着いたのは、GOLD(XAUUSD)中心のトレードです。

理由は単に「ボラがあるから」だけではありません。
一番大きかったのは、通貨ペアとGOLDの“値動きの前提”がまったく違うと感じたからです。

通貨は、多くの場合「どこかで均衡に戻される」ことを前提に動きます。
各国の政策金利や物価、景気のバランスによって、大きくトレンドが出ても、どこかで修正が入る構造です。

一方でGOLDは、「お金そのもの」ではなく、価値の逃避先・避難先として扱われます。
シナリオさえ合っていれば、損切りでリスクを限定しながらも、上方向にどこまでも伸びる可能性があると感じました。

  • 長期的には上昇トレンドを描きやすく、資産として「持つ」イメージが持てる
  • 短期的にはボラティリティが高く、デイトレでも十分に値幅を取りにいける
  • 通貨ペアよりも、「リスクを限定してリターンを伸ばす」イメージを持ちやすい

実際に、2020年前後のコロナ禍以降、世界的な金融不安やインフレ懸念、各地の紛争や地政学リスクの高まり、各国中銀の金購入などが重なり、GOLDは大きな上昇トレンドを描いてきました。
ニュースを追いながらチャートを見るたびに、「この流れに、自分のリスクも乗せていくべきだ」という感覚が強くなっていきました。

もちろん、ボラがある分だけ、リスク管理を間違えると一瞬で飛ばされる商品でもあります。
だからこそ、バイナリー専業時代や、未公開仮想通貨で大損した経験から学んだ「サイズを間違えないこと」が、ここでようやく生きてきたとも感じています。

  • エントリーは、あくまでシナリオと優位性が揃ったところだけ
  • 損切りは「シナリオ崩壊ライン」で機械的に切る
  • 伸びるときは、GOLDのトレンド特性を信じて素直に伸ばす

こうして、「短期でも取りにいけるし、長期でも持てる」というGOLDの特徴は、
時間を売らずにリスクで稼ぎたい自分のスタイルと、自然にフィットしていきました。

GOLDを中心に据えることで、チャート監視・エントリー・振り返りのサイクルも安定し、「自分の得意フィールドで戦う」という感覚が少しずつ育っていきました。

環境を整えることで、覚悟も整った

ここまで読んで、もしかしたらこう思ったかもしれません。
「考え方はわかったけど、現実の環境はどうしてたの?」と。

実は、トレード専用の自作PCを組んだのはFXに移行してからではなく、まだバイナリー専業だった頃です。ノートPCを何台も並べてごまかしていた環境から、1台の自作PC+4枚モニターに切り替えたことで、「なんとなくの副業モード」から「本気で相場と向き合う仕事モード」へスイッチが入りました。

環境を整えることには、単なる「見た目のカッコよさ」以上の意味があります。毎日同じデスク、同じ画面配置、同じツールが立ち上がることで、

  • チャートを見る視点やチェック項目がルーティン化しやすくなる
  • 検証・記録に使える画面が増え、「感覚」ではなく「データ」で振り返れる
  • その席に座った瞬間に、「ここは遊び場じゃなくて仕事場だ」と自然に意識が切り替わる

この「モード切り替え」の感覚ができていたおかげで、ハイロー終了後にFXへ軸足を移したときも、環境だけはそのまま使い回せました。変わったのは取引の器(バイナリー→FX)商品の選択(GOLD中心)だけで、「相場と本気で向き合うための土台」はすでに出来上がっていた、というイメージです。

トレード専用PCの具体的な構成や、4枚モニター環境の作り方は、別の記事で詳しくまとめています。これから本気でトレードに向き合うつもりなら、まずは「机まわり」から見直してみるのもおすすめです。

【トレーダー必見】トレードに特化した自作PCの作り方

バイナリー専業も、仮想通貨の大損も、無駄ではなかった

いじめられていた小学生の頃から始まり、人間不信をこじらせ、お金に執着し、バイナリー専業になり、未公開仮想通貨で数千万円を溶かし、ハイローの終了で土台を崩され、それでも相場から離れなかった。こうやって並べると、かなり回り道をしたように見えるかもしれません。

それでも今の僕は、こう思っています。

「どのステージでも、失敗を含めて全部が今のトレードの血肉になっている」

バイナリー専業時代があったから、期待値とメンタルの基礎が身につきました。仮想通貨の詐欺案件で大損したから、情報のリサーチと資産配分の重要性を骨の髄まで理解できました。ハイロー終了があったからこそ、プラットフォームリスクを分散する必要性に本気で向き合えました。

そして今、僕はFX、とくにGOLDを中心に据えながら、「時間ではなくリスクを売買する仕事」としてトレードに向き合っています。

もしあなたが今、バイナリーや仮想通貨、あるいは別の副業で迷っているとしても、その経験は決して無駄にはなりません。大事なのは、「なぜそれで負けたのか」「次にどう生かすのか」を自分の言葉で説明できるようになることだと、僕は身をもって学びました。

このブログでは、そんな遠回りを含めたリアルな過程を、これからも書いていきます。どこか一行でも、「自分もまだやり直せそうだ」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました