FXを「仕事」にするための資金管理ルール




【元いじめられっ子】FXを「仕事」にするための資金管理ルール

借金800万円でバイナリトレードをしていた時期の話は、別の記事で正直に書きました。
あの頃の僕は、「勝てば返せる」という言葉に自分を酔わせていただけで、冷静な意味での「リスク管理」はほぼゼロでした。

そこから少しずつ借金トレードをやめ、生活とトレード資金を切り離し
今ではGOLD中心のFXトレードを「仕事」として続けています。

この記事では、そんな僕が今も使っている、FX用の資金管理ルールの中身をまとめておきます。
完璧な正解ではありませんが、「これくらいは決めておかないと、また昔みたいに狂う」というラインだと思ってもらえたら十分です。

借金トレードから抜け出すまでの話はこちらにまとめています。

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まずはお金を「3つのレイヤー」に分ける

資金管理の話をするときに、いきなり「何%リスクを取るか」だけを語る人も多いですが、
僕が一番大事だと思っているのは、お金のレイヤー(層)を分けて考えることです。

僕は、ざっくりと次の3つに分けています。

  • ① 生活レイヤー:家賃・食費・税金・保険など
  • ② 安全レイヤー:急な出費や、数ヶ月分の生活費のクッション
  • ③ トレードレイヤー:FX・投資用の資金

まず①生活レイヤーは、トレードと完全に切り離します。
ここに手をつけ始めた瞬間、チャートが「生活費のグラフ」になってしまうからです。

次に②安全レイヤーは、「もしトレードがうまくいかない時期が続いても、すぐには詰まないためのバッファ」です。
ここを作っておくと、連敗が続いても、「今月負けた=人生終了」というモードになりにくくなります。

そして最後の③トレードレイヤーが、ようやくFXの話ができる部分です。
ここで初めて、「何%までリスクを取るか」「どれくらいのロットで入るか」という議論が意味を持ってきます。

逆に言えば、①と②がスカスカな状態で③だけ増やそうとすると、高確率でメンタルが壊れます。
過去の僕がまさにそれでした。

トレード資金の中で決めている「数字のルール」

トレードレイヤーの中では、具体的に次のような数字を置いています。

  • 1トレードのリスク:口座残高の2%まで
  • 1日の最大損失:口座残高の5%まで
  • 連敗が一定回数続いたら、その日は強制終了

なぜ2%なのか、なぜ5%なのか。
これは、「守りやすいライン」と「本気になれるライン」のバランスを探した結果です。

たとえば、1トレード0.5%というルールもあります。
実際、資金が大きくなってからは、僕も状況に応じてそこまで落とすことがあります。

しかし、まだ資金が少ない段階で0.5%だけしかリスクを取らないと、
「負けなくて済むけど、勝っても人生がほとんど動かない」という感覚になりやすい。

その結果、こうなります。

  • ルール上は安全だけど、心のどこかで「これじゃ増えない」と感じる
  • ある日突然、ルールを無視して一気にロットを上げてしまう
  • そして、そのタイミングに限って負ける

つまり、「安全すぎるルール」もまた、別の形で危険なんですよね。

その点、2%という数字は、僕にとってはこうでした。

  • 負ければ普通に悔しいし、反省もする
  • 勝てば「ちゃんと積み上がっていく感覚」がある
  • 10連敗しても口座が即死はしない(もちろん、その前に止める)

この「負けたら痛いけど、折れはしない」というラインが、自分にとって2%だったというだけです。
人によっては1%がちょうどいいかもしれないし、3%でも平気な人もいるかもしれません。

大事なのは、「自分の感情が暴走しないギリギリ手前の数字を探す」ことだと思っています。

日次ストップの「5%」は、メンタルの非常ブレーキ

1日の最大損失を5%にしているのは、
チャートのためというより、メンタルのためです。

トレードをしていると、どうしてもこういう日があります。

  • 朝から形がイマイチで、無理に入って負ける
  • 「さっきのは事故だから」と言い訳しながら、もう一発打つ
  • 取り返そうとするほど、だんだん雑になっていく

こういう状態に入ったとき、「今日はここまで」と決めるラインがないと、
1日の終わりには、とんでもないドローダウンが口座に刻まれていたりします。

そこで僕は、「口座残高の5%負けたら、その日はチャートを閉じる」と決めました。

  • 5%で止めれば、翌日以降に巻き返す余地が残る
  • 「今日はここまで」という区切りがあるだけで、感情の暴走がかなり減る
  • 負けた日の夜に振り返りができるので、翌日以降の修正もしやすい

もちろん、5%という数字自体は絶対ではありません。
3%でもいいし、10%から始めて徐々に下げていくやり方もあると思います。

ただ、「どこまでいったら強制終了するか」だけは、
トレードを始める前に決めておくべきだと、本気で思っています。

リスクの取り方と「どの口座を使うか」はセットで考える

資金管理の話をするときに、もうひとつよく誤解されるのが、
「どの口座を使っているか」と「どれくらいリスクを取るか」の関係です。

たとえば、僕は最初、海外のゼロカット口座を使っていました。
理由はシンプルで、「最悪でも口座残高がゼロになるだけ」という構造だったからです。

過去の僕のように、まだメンタルも資金管理も甘い状態で、
国内口座の追証リスクを背負うのは、正直かなり危険だと思っています。

一方で、ある程度ルールが固まり、
「入金額の中でしか戦わない」「ナンピンで無限に耐えない」と決められるなら、
国内口座のほうが合う人もいるはずです。

このあたりの話は、「国内と海外、どの口座を選ぶか迷っている人向け」の記事でも整理しています。

どちらが正解かではなく、「自分の今のリスク感覚と相性がいい器はどっちか」で選ぶのがいいと考えています。

過去の自分に渡したいメモ

最後に、借金トレードをしていた頃の自分に、今の僕がメモを渡すなら、こう書きます。

  • 生活費とトレード資金を、まずは物理的に分けろ
  • 1発で取り返そうとする限り、いつまでも同じ場所をぐるぐる回るだけだ
  • 「何%なら本気で向き合えて、かつ壊れないか」を一度真剣に考えろ

トレードは、時間を売る仕事ではありません。
代わりに、「リスク」と「決断」にレバレッジをかける仕事です。

だからこそ、どこまでリスクを取るかというテーマから逃げ続ける限り、
どれだけ手法を学んでも、どれだけ環境を整えても、土台は不安定なままです。

いじめられていた頃の自分が、
「多数派に合わせない生き方」を選んだように、
借金でトレードしていた頃の自分は、
「お金との向き合い方を変える」という選択を突きつけられていました。

このブログでは、そんな失敗も含めて、
FXで資産形成を目指してきた過程を正直に書いていきます。

どこか一行でも、あなた自身のルールを見直すきっかけになったなら嬉しいです。

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