小学生で「お金の現実」に気づいた日


【元いじめられっ子トレーダー】小学生で「お金の現実」に気づいた日

小学生の頃、僕はクラスで少し浮いた存在でした。きっかけは、いつものグループ以外の子と遊んだこと。ただそれだけで、翌日からクラス全員から無視されるようになりました。

しかし、そのとき不思議と「どうしても仲良くなりたい」とは思いませんでした。なぜなら、きっかけがあまりにもくだらしくて、空気そのものが薄っぺらく見えたからです。

一方で、無視されるのは当然ながらしんどいです。寂しさもありましたし、「なんでここまでみんなに合わせないといけないんだろう」と何度も自分に問いかけました。それでも、どこか冷静な自分がいて、教室の真ん中から一歩下がり、状況を眺めるようになりました。

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多数派の「空気」より、裏側のルールが気になった

まず僕が気になったのは、「どうしてみんな同じ方向ばかり見ているのか」ということでした。リーダーっぽい子が一度「無視しようぜ」と空気を作ると、他の子たちはあっという間にそれに乗っかっていきます。

そこで僕は、誰が空気を作り、誰がそれに乗っているのかをずっと観察するようになりました。表では仲良く笑っているのに、裏では別の子の悪口で盛り上がる。そんな場面も何度も見て、「表に見えているものと本音は、意外と一致していない」と感じるようになります。

つまり、クラスの中には目に見える関係と、目に見えない力関係の二つのレイヤーがあったわけです。このとき芽生えた「表と裏を分けて見る癖」は、後の価値観や働き方の選び方にかなり大きな影響を与えました。

このあたりの「多数派に合わせない生き方」については、別の記事で詳しく書いています。前編から読みたい人は、こちらもあわせてどうぞ。

▶ 多数派に合わせないことで得た視点の話はこちら

【元いじめられっ子トレーダー】多数派に合わせない生き方がFXで武器になった話

「お金がない」と言われ続けた子ども時代

次に、家の中でもう一つ引っかかるキーワードがありました。それが「お金がないから」という一言です。

欲しいものをねだったとき、親から返ってくるのは決まってこのフレーズでした。ゲーム機、ソフト、……「うちはお金がないから」「我慢しなさい」「自分で稼げるようになってからにしなさい」。

当時の僕は、素直にこう受け取っていました。
「うちは稼ぎが少ない家なんだ」と。

しかし、一方で不思議なこともありました。まわりの友達と比べると、生活が極端に苦しそうなわけでもない。家がボロボロというわけでもない。それなのに、ことあるごとに「お金がない」と言われる。このギャップが、子ども心にずっとモヤモヤしていました。

「本当はお金がなかったわけじゃない」と知った日

やがて僕も大人になり、親とお金の話をできるようになりました。そこで初めて、あの「お金がない」の本当の意味を知ります。

実は当時、親はこんなことをしていました。

  • 毎月コツコツと貯金を続けていた
  • 投資信託などに少額ずつ資金を回していた
  • 私立学校、塾、習い事にはしっかりお金を出してくれていた

つまり、親の「お金がないから」は、「無駄遣いに回すお金はない。その代わり、教育や将来のためには出す」という意味だったわけです。

その一方で、当時の僕は「ゲームが買えないのは、うちが貧乏だからだ」と決めつけていました。ゲームやおもちゃに回すお金を削り、見えにくいところに投資してくれていたことには、まったく気づけていませんでした。

このギャップに気づいたとき、「お金がない」という言葉は、額面通りに受け取ってはいけないという感覚が生まれました。同時に、お金に対する親のスタンスに、今さらながら感謝するようにもなりました。

「時間を売っているのに楽にならない」違和感

ただし、誤解が解けたからといって、すべてがスッキリしたわけではありません。もう一つ、ずっと引っかかっていたものがあります。それが「働いているのに、なぜ余裕がないのか」という疑問です。

親は毎日ちゃんと働いていました。朝早く出て、帰宅は遅い。「ずっと大変そうだな」と子どもながらに感じていました。

にもかかわらず、家計の話になると「余裕がない」「節約しないと」という言葉がよく出てくる。ここで僕は、こんな風に考え始めます。

  • こんなに時間を差し出しているのに、なぜ生活は劇的に楽にならないのか
  • もしかして、時間を売るだけの働き方には限界があるんじゃないか

この「時間とお金がきれいに比例していない感覚」は、のちに「レバレッジ」や「資産」という概念を理解するときに、すっと腑に落ちる土台になりました。

ゲームが教えてくれた「お金=行動範囲」

さらに言うと、当時ハマっていたゲームも、お金の捉え方に影響を与えています。RPGでもカードゲームでも、強くなるにはコインやポイントが必要です。

  • コインがあれば、強い装備やスキルを買える
  • ポイントがあれば、レアなキャラやカードを開放できる

現実世界にそのまま重ねると、こう見えてきます。

「お金があれば、選べる行動が増える」
「お金がなければ、そもそも参加できない場所がある」

この視点を持ってから、お金は単なる「欲しいものを買うための紙」ではなく、「人生の行動範囲を広げるためのポイント」に見えるようになりました。

だからこそ、自然とこんな問いが生まれます。

  • 親はなぜ、ゲームではなく私立や塾にポイントを使ったのか
  • 自分はこの先、どこにポイントを割り振るべきなのか

こうして、まだ何もできない小学生の頃から、「お金の使い方」と「働き方」はセットで考えるものだと、なんとなく感じるようになっていきました。

時間を売る以外の稼ぎ方を探し始めた

とはいえ、その時点ではアルバイトも投資もできません。そこで僕がやっていたのは、「大人たちを観察すること」でした。

注意して見ていると、こんな違いがあることに気づきます。

  • 同じように長時間働いているのに、全く余裕がない人
  • それほど忙しそうに見えないのに、どこか余裕を感じる人
  • 働く時間を増やしても、ずっと疲れたままの人

この景色を毎日見ているうちに、ひとつの仮説が生まれました。

「時間の長さだけで勝負していると、いつまでもしんどいままかもしれない」

当時はまだ「資本」や「リスクテイク」という言葉は知りません。ただ、時間を切り売りする以外にも何か道があるはずだという直感だけは、ずっと頭の中に残り続けていました。

FXに繋がった「3つの原点」

大人になり、いろいろな稼ぎ方を調べていく中でFXに出会ったとき、子どもの頃の違和感が一気に繋がりました。振り返ると、僕が今のトレードに至るまでの原点は、次の3つです。

  1. 多数派の価値観が正解とは限らないと知ったこと
    みんなと同じ行動をしても、自分の人生が良くなるとは限らない。
  2. 時間と収入がきれいには比例しないと感じたこと
    働く時間が長くても、自由になれていない大人を身近に見てきた。
  3. お金は「自由に選べる未来」とセットだと理解したこと
    お金がある人は行動範囲が広い。ない人は選択肢が限られる。

FXは、まさにこの3つが絡み合う世界です。時間を売るのではなく、自分の判断とリスクでリターンを取りにいく世界。多数派と同じことをしても勝てない世界。そして、お金=「選べる未来の幅」として数字で返ってくる世界です。

もちろん、簡単に稼げるとは思っていません。だからこそ、環境・ルール・メンタルを整えながら、「仕事としてのトレード」を積み上げる必要があると感じています。

最初に変えたのは「トレード環境」だった

とはいえ、いきなり会社を辞めてフルタイムトレーダーになったわけではありません。まず僕がやったのは、自宅のトレード環境を整えることでした。

具体的には、自分専用のトレードPCを自作し、チャート4枚と検証ツールを同時に動かせる環境を作りました。すると、自然と「趣味の延長」から「仕事としてのトレード」に意識が切り替わっていきました。

そのとき組んだPCのスペックや、4枚モニター環境の作り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶ トレード専用の自作PCについてはこちら

【トレーダー必見】トレードに特化した自作PCの作り方

今、「お金」にモヤモヤしているあなたへ

最後に、もし今この文章を読んでいるあなたが、こんなことを感じているなら――。

  • このままずっと時間を売るだけでいいのか不安になる
  • 周りと同じ働き方を続けても、未来が明るく見えない
  • お金の話をすることに、なぜか罪悪感を覚えてしまう

そのモヤモヤは、間違っていません。むしろ、自分の人生をちゃんと見ようとしているサインだと僕は思っています。

すぐに会社を辞める必要はありません。ただ、時間を売る以外の稼ぎ方があることを知り、少しずつ準備しておくことはできます。FXも、その選択肢のひとつです。

これからもこのブログでは、きれいごとだけではなく、失敗も含めたリアルな過程を書いていきます。どこか一文でも、あなたの「違和感」を前に進めるヒントになれば嬉しいです。

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