【元いじめられっ子】FXトレーダーになって変わった1日の過ごし方
小学校でいじめられ、「多数派に合わせない生き方」を選び、
借金800万円でトレードをしていた時期を経て、
今、僕はFXトレーダーとして毎日チャートと向き合う生活を送っています。
これまでの記事では、なぜFXを選んだのか、どんなリスク管理ルールで戦っているのかを中心に書いてきました。
今回は、もう少し日常寄りの話です。
「FXトレーダーって、実際どんな1日を過ごしているの?」
「チャートばかり見ているの?」
そんな疑問に答えるつもりで、僕の1日の過ごし方と考え方を書いていきます。
トレードを始める前の僕の1日は「完全に受け身」だった
まず、今の話をする前に、トレードに本気になる前の1日を振り返ってみます。
当時の僕の生活は、ざっくり言うとこんな感じでした。
- 朝ギリギリに起きて、気分次第でスマホをダラダラ触る
- 学校や仕事に行き、「やるべきこと」をこなして帰ってくる
- 夜は疲れたと言いながら、なんとなくSNSや動画を眺めて寝る
一見すると、よくある日常かもしれません。
ただ、今から振り返ると「自分で選んだ時間」より「流されて過ぎていく時間」のほうが圧倒的に多かったと感じます。
いじめられていた時期も、アルバイトをしていた頃も、
「とりあえず今日をやり過ごす」という感覚で1日が終わっていく。
そんな生活でした。
FXトレーダーとしての1日は「時間」より「モード」で区切る
では、FXトレーダーとしての今の1日はどうか。
意外に思われるかもしれませんが、1日中チャートを見ているわけではありません。
大事なのは「何時間見ているか」ではなく、
「どのモードでチャートと向き合うのか」だと考えています。
僕の中では、1日を次のような3つのモードに分けています。
- ① 準備モード:環境認識とシナリオ作成
- ② 実行モード:エントリーと管理
- ③ 反省モード:記録と振り返り
それぞれ、もう少し具体的にお話しします。
① 準備モード:朝の「環境認識」でその日の土台を作る
朝一番にやることは、ポジションを持つことではありません。
まずは、相場全体の環境を認識することから始まります。
GOLDと主要通貨の「全体像」をざっくり確認
僕はGOLD(XAUUSD)中心でトレードしていますが、
GOLDだけを見ているわけではありません。
- GOLDの日足・4時間足で、トレンドかレンジかを確認
- ドルインデックスやドル円の方向感をざっくりチェック
- 前日の高値・安値、重要なゾーンにラインを引き直す
ここで大事なのは、まだ細かい値動きに振り回されないことです。
最初にやるのは、「今日、自分はどの方向なら戦いやすいか」を決めること。
トレンド方向と、
「ここを割れたらシナリオが崩れる」という大きめの損切りライン候補を
この段階で頭に入れておきます。
GOLDを中心に見る理由については、別の記事で詳しく書いています。
カレンダーと予定をセットで確認する
次に見るのは、経済指標カレンダーと自分の予定です。
- 雇用統計やCPIなど、大きく動きやすい指標の時間
- 自分の仕事・用事・ジムなど、チャートを見られない時間帯
ここで、「チャートは動いているけど、自分は動けない時間」を先に把握しておきます。
そうすることで、「見ていないのにポジションだけは動いている」という地獄を避けやすくなります。
この準備モードでやることは、言い換えるとこうです。
「今日はどんな場面だけ戦うのか」「どんな場面は最初から戦わないのか」を決める時間です。
② 実行モード:エントリーは「入らなくていい」を貫けるかどうか
準備が終わったら、ようやく実行モードに入ります。
とはいえ、この時間のほとんどは「待つ時間」です。
チャートを見ているだけの時間を「仕事」にする
僕のスタイルでは、
「入らなきゃいけない形」以外は基本的にスルーします。
- 環境認識と逆方向のエントリーはしない
- 損切り位置が曖昧なトレードはしない
- 「なんとなく行きそう」で入らない
この「やらないこと」を守るためには、
チャートを見ているだけの時間を、仕事として認める必要があります。
多くの人は、
「チャートを見ているのに、なにもエントリーしていない時間」を無駄だと感じます。
しかし実際には、そこを耐えられないことが、負けパターンの多くを生んでいると感じています。
エントリーしたら、あとは「やることを減らす」
実際にエントリーしたあとのルールはシンプルです。
- あらかじめ決めた損切りラインを、感情で動かさない
- 利確は、事前に決めたR(リスクリワード)と環境の変化で判断
- ポジションが気になりすぎるときは、あえてチャートから離れる
バイナリー時代の反省もあり、
「ポジションに張り付きすぎると、ロクな判断にならない」ことは身をもって理解しました。
だからこそ、今は逆に「エントリーしたら、やることを減らす」ことを意識しています。
③ 反省モード:負け方を言語化して「次の自分」に残す
1日の最後に必ずやっているのが、反省モードです。
ここでは、勝ち負けに関係なく、次の3つだけは必ず記録します。
- ① そのトレードの狙い(なぜ入ったのか)
- ② 実際の結果(どこで負けた/どこまで伸びた)
- ③ 次に同じ場面が来たとき、何を変えるか
勝ちトレードは、そのままでも真似しやすいです。
しかし、負けトレードは放置すると何度でも繰り返します。
だからこそ、負け方だけは徹底的に言語化して、
「次の自分へのメモ」として残すようにしています。
このあたりの考え方は、プロフィールにも通じる部分が多いです。
環境が変わると、時間の使い方も勝手に変わる
ここまで読んで、
「なんだかんだ言って、結局はメンタルとルールの話じゃないか」
と感じたかもしれません。
その通りです。
ただ、メンタルとルールを守るための土台として、
僕は物理的な環境もかなり重視しています。
自作PCと4枚モニターで「仕事モード」に入る
バイナリー専業だった頃、
僕はトレード専用の自作PCと4枚モニターを組みました。
- チャート用の画面
- 検証・記録用の画面
- ニュースや情報確認用の画面
- 余白(メモや別作業)用の画面
この環境を作ったことで、
「なんとなく副業」から「本気の仕事」に気持ちが切り替わりました。
そのときに組んだPCの構成や、4枚モニター環境の作り方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
外出中は「スマホで同じ環境を見るだけ」にする
また、家にいない時間帯は、
スマホやタブレットから自宅PCをそのまま操作できる環境を用意しました。
Googleリモートデスクトップを使えば、
外出先からでも自宅PCのMT4/MT5にアクセスできるので、
同じインジケーター・同じチャート配置のまま確認ができます。
この方法については、別の記事で詳しくまとめています。
こうやって環境を整えていくと、
自然と「ダラダラと無意識にチャートを眺める時間」が減っていきます。
FXトレーダーの1日は「特別な日常」ではなくなっていく
ここまで、僕の1日の過ごし方や、
準備・実行・反省という3つのモードの話を書いてきました。
もしかすると、
「思ったより地味だな」と感じたかもしれません。
でも、僕はこの「地味さ」こそが、
FXを現実的な仕事として続けるためには大事だと思っています。
- 毎日、大きく勝てるわけではない
- むしろ、何もしない日のほうが多い
- それでも、ルールを守った1日は、確実に自分の血肉になる
いじめられていた子どもの頃、
僕は「多数派に合わせない生き方」を半ば強制的に選ばされました。
その結果、
時間を売るだけの働き方や、
周りの空気に合わせて生きる生き方に、
どうしても違和感を覚えるようになりました。
FXトレードは、
そんな僕にとって「自分の頭とリスクで稼ぐ」という
一つの答えになっています。
もし今、
- 時間を売るだけの働き方に違和感がある
- でも、いきなりトレーダーになるのは怖い
と感じているなら、
まずは1日の中の「30分」だけでも、自分のために使う時間を作ってみてください。
その30分が、
環境認識でも、検証でも、勉強でも構いません。
大事なのは、
「今日をただやり過ごす」のではなく、「自分の未来のために使う時間」を意図的に混ぜることです。
この連載では、これからも
過去の失敗も含めて、リアルなトレードの話を書いていきます。
どこか一行でも、
「自分も、自分の時間の使い方を変えてみようかな」
と思えるきっかけになったなら、
それだけでこの記事は十分役目を果たしたと感じています。

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