山梨県の絶景といえば富士山です。
しかし、そのほかにも見所が沢山あります。
その中でも特に感動した西沢渓谷の七ツ釜五段の滝について紹介していきます。
西沢渓谷とは
秩父多摩甲斐国立公園内にある渓谷ですが、なんと国内屈指の美しさを誇る絶景スポットです。
「日本の滝百選」にも選ばれた七ツ釜五段の滝の他に、三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝などさまざまな滝を一度に見る事ができます。
また、リラックス効果が実証され、森林セラピー基地に認定され、「平成の名水百選」「森林浴の森100選」「水源の森百選」などにも選定されています。
七ツ釜五段の滝行ってみたら、、、
ここからは実際に僕が体験をもとに、注意点や感想を書いていきます。
七ツ釜五段の滝注意点
- 駐車場から110分ほど歩きます。
- 熊が出る可能性があります。
- 遭難注意。
- トイレはすませてから登山しましょう。
- 自動販売機は基本的にありません。
- 山道は険しいところもあります。そしてたまに濡れます。
ネガティブな事ばかり書き脅かしてしまいましたが、これらを理解していけば最高に素晴らしい景色を楽しむ事ができます。
子供でも登る事ができるので安心してください。
なぜ七ツ釜五段の滝へ行ったか?
山梨県といえば絶景の温泉スポットがあるのはご存知でしょうか?
その名は”ほったらかし温泉”です。
この温泉何がすごいかと言うと、日の出の1時間前にオープンするのです。
さらに、露天風呂からは日の出と富士山を同時に見る事ができる贅沢な温泉として人気です。
僕は、山梨に来て最高の朝を迎えたのですが、その後のプランは何も無かったためインターネットに出てくる有名スポットを巡り14時ごろに七ツ釜五段の滝の入り口である西沢渓谷入り口に到着しました。
悪夢の始まり
七ツ釜五段の滝をインターネットで調べた際、情報が少なく(調べ方の問題?)とても素晴らしいと言うことしか分からなく、滝といえば栃木県の華厳の滝のようなものを勝手にイメージしていたので駐車場(無料)からはすぐに行けると勘違いしていました。
そんな中、西沢渓谷入り口を少し歩いたところである異変に気づきました。
下山してくる人の格好が明らかにおかしいのです。
鈴の付いた杖を持って、これから富士山でも登るのか?と言うようなリュックを背負っており、すれ違い際に若干僕のことを苦笑いしてくるのです。
ちなみにその時の僕の格好は、裸足にクロックス、ウィンドブレーカーのパンツにパーカー持ち物はiPhoneと小銭のみ。
そして、さらに歩くとダンゴムシのようなトイレの横に西沢渓谷のMAPがあり唖然としました。
なんと七ツ釜五段の滝までめちゃくちゃ歩くと言う事実を知ることとなったのです。
近くの案内板には七ツ釜五段の滝まで80分の文字が、、、
しかし、ここまで来て帰る事ができず登ることにしました。
(登山や投資においてこの思考はめちゃくちゃ危険です。真似しないでください。)
山道は基本的にチェーンの手すりがあり迷子にはならないですが、所々にある岩場の上を歩くときは手すり等はないので危険です。
西沢渓谷には七ツ釜五段の滝の道中三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝などの滝や人面洞、カエル岩など様々な見所があります。
しかし、その時の心境は七ツ釜五段の滝一択だったのでなんとなくしかみていませんでした。
なぜかと言うと、逆算するとわかるのですが、14時に登り始めて約2時間後に七ツ釜五段の滝に到着と言うことは16時着、そこから駐車場まで約2時間と言うことは18時、季節は11月と少し肌寒い日だったので日没は17時です。
途中少し走ったりして七ツ釜五段の滝を目指すことにしました。
少し不安もありました、何より足が寒かったです。
最後の方は足元が濡れている場所もあったので普通に足は濡れてました。
そんなこんなで、七ツ釜五段の滝に到着したときはものすごい感動でした。
今までの道中なんとなく見ていた滝のどれよりも圧倒的に美しかったです。
よくある写真が美しいけど実物が微妙と言った類のものではなく、本当にコバルトブルーの水に他ではない滝の流れ方をしています。
ちなみち登っている最中どうしても喉が渇いて少し飲みました。
そして下山
その上に展望台がある様なのですが当然下山しました。
登りで頑張った甲斐があって15時30分くらいには下山ができました。
行きは道がわからないので不安になりますが、帰りは道のりが分かるので時間を考慮しながら道中の滝や岩を楽しむ事ができました。
案内板の前に着く頃にはちょうど日没していました。
最後に、下山時に気づいたのですが、遭難事故多発、熊出没注意の看板があることを知りました。
人面の岩らしきものも発見したので載せておきます。
※心霊写真ではありません
まとめ
七ツ釜五段の滝はとても美しい滝です。
ただ、事前にトレッキングの準備をして登る様にしてください。
観光に行くと言うよりも山を登りに行くと言う意識さえあれば、楽しむ事ができるスポットです。
ぜひ、あの美しさを体験して見てください。
写真で見るのと、実際に見るのでは雲泥の差です。実際に行く事で視覚だけでなく、五感で楽しむ事ができます。
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