スクーバダイビングのライセンス指導団体と種類について

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その他

スキューバダイビングのライセンス指導団体と種類について

スキューバダイビングを始めるには、まずダイビングライセンスであるCカードを取得しなければいけません。

しかし、Cカードを持っていなくても、体験ダイビングというコースがありますが、ネットや雑誌にある景色を見ることはできません。

ダイビングをするのであればまずCカードを取得することをお勧めします。

ダイビングはライセンスを取ればどこの海でも勝手に入っていけるわけではなく、基本的にはインストラクターやガイドと一緒に潜ります。

他のマリンスポーツとは違い少し敷居が高く感じてしまうかもしれませんが難しく考える必要はありません。

水中という特殊な環境のため知識がないと危険なこともありますが、学習すれば安全に楽しむことができます。

そのために、まずはダイバーとしての基礎知識とスキルを身につけCカードを取得する必要があります。

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C(Certification)カードとは

スキューバダイビングのライセンスの呼び方はダイビングライセンス、Cカード、Cライセンスなど呼ばれていますが全部同じです。

Cカードは、国家資格ではなく、民間団体が発行しているものになります。

日本では、国家資格として潜水士という資格がありますが、これはレジャーダイバーではなく、潜水を職業として行う人が必要な資格になります。

この潜水士は筆記試験だけで取得できますが、潜水士だけではレジャーダイビングはできません。

Cカードの発行団体について

Cカードを発行している指導団体(民間団体)は世界中で約40程度の団体があります。

指導団体では、ダイバーの育成、指導、ライセンスカードの発行をしています。

せっかく取得するのであれば、世界中で使えるほうが良いので 有名な指導団体を選んでおけば、今後特に困ることはありません。

そこで主な指導団体を紹介します。

  • PADI(パディ) Professional Association of Diving Instructors

1966年設立。アメリカに本部がある世界最大のダイビング指導団体で全世界の6割以上のシェアを誇ります。 世界はもちろん、日本でも一番普及している指導団体になります。

  • NAUI(ナウイ) National Association of Underwater Instructors

1960年設立。世界で最初のダイビング指導団体ともいわれています。NAUIもPADIと同じくらい有名な指導団体です。

この記事では世界最大のシェアを誇るPADIについて説明します。

PADIについて

Cカードといっても様々なランクがあります。

ランクによってダイビングができる深度や、楽しみ方の幅が広がります。

  • PADIオープン・ウォーター・ダイバー(OWD)
  • PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW)
  • PADIレスキューダイバー(RED)
  • PADIダイブマスター(DM)
  • PADIアシスタント・インストラクター(AI)
  • PADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)

PADIオープン・ウォーター・ダイバー(OWD)

初めに取得するCカードが、オープン・ウォーター・ダイバーです。

ダイバーとしての基礎知識と初歩的な緊急対処のスキルを身につけるコースです。

講習内容は、学科講習→プール講習→海洋講習を受講すると取得できます。

オープン・ウォーター・ダイバーを取得すると、水深18mまでの範囲でダイビングができるようになります。

PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW)

OWDの取得後に目指すランクがアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーです。

OWDと違い講習でスキルを覚えるというよりはダイビングの楽しみ方を学べるコースになります。

アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーを取得すると、水深40mまで潜ることができます。

レジャーダイビングで潜れる最大深度なので取得していれば基本的に制限なくダイビングを楽しむことができるようになります。

取得するにはディープダイビング、ナビゲーションの海洋講習とエンリッチ、中性浮力、ドライスーツ、ナイト・・・などから3教科を学ぶ事でランクアップできます。

PADIレスキューダイバー(RED)

ダイビングの安全について学んでいきます。

大切なのはレスキューされない為の知識を身につけダイビングを楽しむダイバーになることが目標です。

学科講習ではダイビング中でのトラブルの原因を知り、事故を未然に防ぐ知識を学習し、海洋講習ではトラブルの状況をシミュレーションし解決できるような講習うが行われます。

取得にあたりエマージェンシー・ファースト・レスポンス・プログラム(EFR)を修了することが前提となります。

PADIダイブマスター(DM)

ダイブマスターは、プロフェッショナルの道への最初のステップです。

ダイビングの知識とスキルをプロレベルまで高め、コース修了後はさまざまな活躍の場があります。

ダイブマスターになるとダイブセンターやリゾート、ダイブ・ボートのスタッフとして働くこともできるようになります。

取得するにはログブックに最小限40回のダイブが完了している必要があります。

これ以降は職業で必要な場合に学習することをお勧めします。

  • PADIアシスタント・インストラクター(AI)
  • PADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)

PADIスペシャルティ・コース(SP)

スペシャルティーコースはランクではなく、特定のダイビングについて知識やダイビングスキルを深めていくコースです。

特定の分野での基本的なダイビングの方法や、使ったことがない初めての器材の使い方などのノウハウを身につけ、経験と楽しみの幅を広げることができます。

  • 基本スキルを磨く場合

水中ナチュラリスト、水中ナビゲーター、器材(エキップメント)、ボート、サイドマウント、ドライスーツ、ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー、AWAREダイブ・アゲインスト・デブリー

  • より楽しみたい場合

プロジェクトAWARE、AWAREサンゴ礁の保護、AWAREサメの保護、魚の見分け方、水中フォトグラファー、デジタル水中フォトグラファー、水中ビデオグラファー、ダイバー・プロパルジョン・ビークル

  • ダイビングの範囲を広げたい場合

ナイト、ディープ、マルチレベル、ドリフト、アルティチュード、エンリッチド・エア サーチ&リカバリー、レック、アイス エマージェンシー・オキシジェン・プロバイダー セルフ・リライアント・ダイバー

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まとめ

今回はPADIの場合を紹介しましたが、他の指導団体も同じようにランクが設定されているので、それぞれ調べてみてください。

特にこだわりがなければ最寄りのPADIに認定されているショップでの取得をお勧めします。

その中でも特に「PADI 5スター・IDダイブリゾート」に認定されたダイビングショップがお勧めです。

「PADI 5スター・IDダイブリゾート」はインストラクターレベルのトレーニングも提供することが出来る最高ランクのショップであることを証明しています。

余談ですがこの認定があるショップでライセンスをとるとCカードがゴールドになります。

特段深い意味はないですが、重要なショップ選びですので質が良いに越したことはありません。

こちらの記事から最寄りのダイビングショップを探すことができます。

また、アソビューというサイトを使うと格安でライセンスを取得できます。

使い方はこちらを参考にしてください。

まずは第一歩踏み出してみませんか?


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