ティーチングとコーチングは同じようで別物
ティーチングとは何か、それは学校です。
知っている人が知らない人に教える、できる人ができない人に教えることを言います。
自分が持っている経験や技術的、知識等を相手に教える事です。
つまり、ティーチングとは、情報を伝える一方通行な手段のため、同時に大勢の相手に同じ情報を学ばせる時に使われる手法です。
ここで問題となるのが、ティーチングする立場の人が持っている知識や経験に影響されるということです。
またその人以上の知識は得られなかったり、一方的なコミュニケーションの為、受け身になりやすいと言うことです。
コーチング
コーチングは、一方的に教えるやアドバイスということはしません。
対話により、相手から様々な考え方や行動の選択肢を引き出す手法です。
質疑を中心とした対話を通して、アイディアや選択肢に自ら気づき、自発的な行動を起こす手法なのです。
答えのみを求めるのではなく自発的な行動を促す場合に用いられます。
具体的には、勉強、スポーツを極める場合です。
情報商材と言えば必勝法などの答えが記載されています。
一方的なため何も考える必要がありません。
しかし、根本的なことを理解している事にはならず、ただ行しているロボットです。それであればロボットの方が得意です。
投資とは、ある一つの情報で成功できるものではありません。
様々な観点から研究をして結果が出る分野なのです。
また、スポーツで考えていただきたい。
サッカー選手になりたい人が、プロサッカー選手に一方的にティーチングされても上達しません。
プロ選手の言うことは正しいです。
ではなぜか、実は人によってプロになったという結果は同じでもプロセスがバラバラだからです。
努力をそんなにしない天才的な選手が凡人に熱く語り、その通りに実行した場合、恐らくプロにはなれません。
一方、天才的な選手に凡人が質問したらどうなるか。
きっとそんな悩みは理解されません。
しかし、プロ目線でのアドバイスができます。
わかりやすく言うと、
お前、ここがダメだからプロにはなれない。と言うことです。
へこまないでください。
逆にそこを治せばプロになれます。
現実的にはそんなにシンプルではないですが、、
大切なのはどうやってプロになったかではなく。
どうやったらプロになれるかなのです。
物事を極めるためには一人で研究するのもいいですが、コーチングをしてくれる人がいると一層急成長できます。
ティーチングが悪いわけではありません。
ただ何か物事を極めるのには向いていないと言うことです。
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