【FX】取引口座選びはこれで解決!オススメは国内?or海外?
FXを始めるにあたりまずぶち当たる壁、それが取引口座選びです。
取引口座は国内のみならず海外にも複数ありそれぞれに特徴があります。
何を比較したら良いかこの記事を読めば迷う必要がなくなります。
まずは取引口座ごとに違う部分を理解してもらいます。
取引口座選びのポイント
取引口座は証券会社によって条件がバラバラです。
そこでポイントごとに詳細説明をしていきます。
- 最大レバレッジ
- スプレッド
- 追証(借金)の可能性
- 税率
- 信頼性・安全性
最大レバレッジ
レバレッジが良くわからない場合はこちらの記事を確認してください。
最大レバレッジで差が生まれるのは国内口座と海外口座です。
国内口座の場合個人で一律最大で25倍です。
海外口座では証券会社によって888倍や1000倍のように様々です。
2010年辺りまでは国内口座でもレバレッジ400倍が標準的な設定でした。
証拠金が100万円で4億円の取引ができたり、資金を多く用意できないトレーダーでも一攫千金を狙うことができました。
一方、ハイリターンを求め、無知で無謀なリスクを取るトレーダーが多くなりました。
そこで失敗した瞬時に全財産を失うのを防ぐために2010年に最大レバレッジが50倍までのレバレッジ規制がかけられました。
その後2011年には25倍とまでレバレッジ規制により縮小されてしまいました。
余談ですが2008年にリーマンショック2010年にはユーロ危機など為替に大きな価格変動が起きておりフルレバレッジで逆ポジションを持ってしまっていた場合想像しただけで恐怖ですね。
とはいえ、結局のところ資金管理のできないトレーダーがフラッシュクラッシュに巻き込まれ追証が支払えない問題が発生し見かねた国が規制をかけてきたと言ったところです。
では海外の人はそういう事がないのかと言うと一概にそうとは言えません。
と言うのも海外の口座には大きなレバレッジを効かせられる一方で証拠金以上の損失が出た場合ゼロカットシステムによって追証が発生しない仕組みとなっているからです。
海外口座 最大レバレッジ500倍~1000倍程度(証券会社による)
スプレッド
スプレッドは通貨ペアごとにあらかじめ設定されている為替レートの売値と買値の差のことです。
簡単に言うと取引手数料の事です。
その為スプレッドは小さいほうがお得です。
ただし比較する際に原則固定と表記があったとしても原則であり例外もあります。
ではなぜスプレッドが広がるかと言うとFX会社が損失リスクを防ぐためです。
FXの注文は、直接FX会社から通貨を売り買いしているというわけではなくFX会社がトレーダーの注文を受けてから、銀行を通じて通貨の注文を確定させます。
そのため、相場変動が激しい場合、実際に注文されるまでにタイムラグが発生し間に合わなくなります。
するとFX会社がこの損失分を負担することになります。
この損失を防ぐため、相場変動が激しい時間帯はスプレッドを広くしてリスクヘッジしているのです。
※実はA-bookとB-bookでお金の流れが変わりますが今回は割愛します。
スプレッドが変化しやすいポイント
- 自然災害
- 経済指標発表の前後
- 祝祭日・年末年始・クリスマスなど市場の流動性が低下するタイミング
スプレッドに関しては海外口座より国内口座のほうが小さい傾向にあります。
資金がそんなに大きくないのであればあまり気にしなくてもよいです。
スキャルピングトレードをするのであれば別ですが、スキャルピングをやるのであればバイナリーオプションのほうがお勧めです。
追証(借金)の可能性
これについてはゼロカットシステムの有無になります。
国内口座ではゼロカットシステムを採用している会社はないので海外口座一択になります。
フルレバレッジのギャンブルトレードをするのであればゼロカットシステムは必須ですが、そんなトレードでは勝ち続けることはできません。
本来ならお世話になりたくないものですがフラッシュクラッシュなどに備えるのであればあったほうが安心です。
税率
税金に関しては国内口座と海外口座で変わってきます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
結論から言うと330万円を超えると海外口座より国内口座のほうがお得になります。
まずは利益を出せるように検証やFXの基礎勉強をすることをお勧めします。
信頼性・安全性
特に気を付けることは約定拒否や出金拒否などがないかです。
約定拒否はFX会社の都合で注文した売買が実行されないことを言います。
マシントラブルや仕様、FX会社の意向など原因はさまざまです。
理由もなく約定拒否されるようなFX会社の評価はかなり悪くなるのでチェックしましょう。
出金拒否は最も避けたいところです。
せっかく稼いでも出金されなければ苦労が水の泡になってしまいます。
ただしインターネット上の情報では規約違反をして稼いだお金が出金されない、ボーナスが出金されないといった意味不明なレビューもあるので正しい情報を精査してください。
まとめ
国内口座、海外口座ともにメリットデメリットがあります。
ゼロカットシステムやレバレッジを気にしないのであれば国内口座のほうがお勧めです。
もしあなたが100万円以下の証拠金で取引を始めようと考えているのであれば海外口座が良いでしょう。
国内口座であればオアンダやヒロセ通商、DMMFX等ありますがそのチョイスで悩むのであればチャートを見て手法を考え検証したほうがはるかに有意義です。
まずは使ってみてダメなら乗り換えれば良いだけです。
大手の証券口座であれば出金拒否などはまずありえません。
また海外口座であればXMがお勧めです。
実際に僕も使っているので出金拒否はありません。
何度も言いますが証券口座選びで悩んでる時間があるのであればFXで稼ぐ勉強に力を入れましょう。
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