中学で人間不信、高校・浪人期で「お金」に迷走した話




【元いじめられっ子トレーダー】中学で人間不信、高校・浪人期で「お金」に迷走した話

小学校のとき、クラス全員から無視されていた話はすでに書きました。あの経験で、僕は「多数派に合わせない生き方」と「群衆を一歩引いて見る視点」を手に入れました。まずはそこが、今のトレードにもつながる原点です。

一方で、物語はそこで終わりません。中学・高校、そして浪人期へと進むにつれて、今度は人間関係への不信感お金への執着が少しずつ育っていきます。今回は、その10代〜浪人期の「ぐちゃぐちゃな時間」を、なるべく正直に言語化してみます。

まだFXで勝てていなかった頃の話なので、かっこいい成功談ではありません。だからこそ、今まさに「将来どうしよう」「お金どうしよう」と悩んでいる誰かの、現実的なヒントになれば嬉しいです。

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中学時代:人間不信だけが静かに育っていった

中学に上がると、表面上はそれなりに普通に過ごしていました。クラス替えもあり、小学校のように全員から無視されるようなことは、さすがにありませんでした。とはいえ、だからといって「人が好きになった」わけではありません。

むしろ、あのときの無視経験のせいで、どこかで「人は簡単に手のひらを返す」という前提が、心の奥に居座り続けていました。たとえば、仲良さそうに見えるグループも、裏で誰かの悪口を言っているのを何度も見ます。すると、どうしても「この輪に全力で入る必要ある?」と一歩引いてしまうんですよね。

その結果、僕は「完全なボッチ」ではないけれど、「本音で甘えられる友達もいない」という微妙なポジションに落ち着きました。今振り返ると、この頃に身についた距離を取る癖は、後のトレードで「相場と程よく距離を置くこと」にもつながっています。ただ当時は、そんなポジティブな意味づけができるはずもなく、ただひたすら「人ってめんどくさいな」と思っていました。

高校時代:「モテたい」と「お金がほしい」が同時に襲ってきた

高校に入ると、世界はさらに分かりやすくなります。まず、「モテたい」という感情が一気に強くなりました。そして次に、「モテるには見た目や服、遊びに使えるお金が要る」という現実も、同時に突きつけられます。つまり、自尊心とお金の問題が、同じタイミングで襲ってきたわけです。

その一方で、家では親から「お金がない」という言葉をよく聞いていました。もちろん、大人になってから振り返ると、それは「稼ぎがない」という意味ではなく、私立校や塾、習い事にお金を回すために、無駄遣いをしないというスタンスだったと理解できます。ただ、この頃の僕はそんな事情を知りませんでした。

だからこそ、当時の僕は素直にこう思っていました。「親もお金で苦労している」「自分もこのままだと同じように時間を売る人生になりそうだ」。そして、そこから雑に導き出した結論が、いつも同じでした。それが、「とりあえずお金がほしい」という、ある意味では一番シンプルな欲望です。

高校卒業後:浪人しながらFX教材を漁り始める

その後、僕は高校卒業後に浪人という選択をします。まずは目の前の勉強をしながら、同時にバイトでお金を稼ぐ日々が始まりました。ここまでは、よくあるパターンかもしれません。ところが、僕の頭の中では、別のことも同時に動き出していました。

バイト代が少しずつ貯まり始めると、「このお金をどう使うか」を考えるようになります。普通なら、遊び・服・趣味に使うところですが、そこで僕の興味を引いたのが「FX」「投資」「副業」といったキーワードでした。なぜなら、それらはすべて「時間を売らずに稼げるかもしれない」と謳っていたからです。

こうして、最初の教材を買うまでの流れは驚くほど早かったです。「3万円で人生が変わるなら安い」と本気で思っていましたし、「どうせ自分は普通の会社員には向いていない」という妙な自覚もありました。今思うと、このあたりから少しずつFX迷走ルートに入り始めていたのだと思います。

情報商材の沼にハマり、「楽して稼げる」を信じてみた

最初に買ったのは、いかにもな雰囲気の「FX入門教材」でした。チャートの基本、ローソク足、移動平均線、トレンドライン。最初はそれだけでも新鮮で、「これを覚えたら自分もチャートが読めるようになるのか」とワクワクしていました。ところが、実際にデモや少額でトレードしてみると、結果はまったくついてきません。

そこで、次のステージに進みます。つまり、「もっと勝てる本物のノウハウがどこかにあるはずだ」と考え始めたのです。次に手を伸ばしたのは、勝率◯%・1日数分・スマホでOK…といった、典型的な「楽して稼げる」タイプの商材たちでした。

もちろん、今なら危険信号だとすぐ分かります。しかし、当時の僕は真剣でした。そして、その真剣さの矛先が、「自分の努力」ではなく「楽して勝てるノウハウ探し」に向かっていたのが、一番の問題でした。気づけば、バイトで稼いだお金の多くを、情報商材やセミナーに溶かしていたのです。

マルチ・アフィリエイト・物販…全部かじって全部迷った

FXだけで結果が出ないと、今度は視野が横に広がっていきます。「マルチビジネス」「アフィリエイト」「物販」「株式投資」「仮想通貨」「副業セミナー」など、あらゆるジャンルに少しずつ手を出し始めました。よく言えば好奇心旺盛、悪く言えば「稼ぎ方迷子」です。

たとえば、マルチでは「夢」と「仲間」と「成功者のライフスタイル」を見せられました。一方で、アフィリエイトや物販では、「仕組みで稼ぐ」「自動で売れる」という甘い言葉が並びます。さらに、投資系のセミナーでは、「相場はルールさえ知れば怖くない」と教えられました。

しかし、どれも中途半端な成果しか出ませんでした。なぜなら、すべてに共通していた「前提」を、当時の僕は理解していなかったからです。その前提とは、「結局、どの世界でも結果を出すには地味な努力と検証が必要」という、当たり前すぎる事実です。

今振り返ると、それでも「残ったもの」があった

ここまで読むと、「うわ、ただの黒歴史じゃん」と思うかもしれません。実際、そのとおりです。ただ、今振り返ると、あの迷走期間にもいくつか意味があったと感じています。なぜなら、あのときの経験から、次のような感覚が残ったからです。

  • 「楽して稼げる」は、ほぼ確実に“楽して稼ぎたい人”をターゲットにしている
  • どんなジャンルでも、結局は「自分の頭で考え続けられるか」が勝負
  • お金だけ見て飛びつくと、高い確率で“時間もお金も”同時に失う

つまり、この時期に「楽な道を探し続けることこそ、一番しんどいルートだ」と、身体で理解したわけです。この感覚は、のちにFXを「楽して一発当てるツール」ではなく、「リスクと向き合う仕事」として捉え直すときの土台になりました。

この頃の自分に読ませたい記事たち

ここまでが、中学〜高校〜浪人期のざっくりとした流れです。いじめで人間不信になり、モテたい・自由になりたいからお金に執着し、結果的に情報商材と副業ジプシーに迷い込む。こうして書き出してみると、かなり分かりやすく迷走していますね。

もし、当時の自分にブログ記事を渡せるとしたら、まずは「多数派に合わせない生き方がFXで武器になる」という話を読ませたいと思います。あの頃に、群衆から一歩引いて見る視点の価値を、もう少し早く理解していれば、もう少し楽に歩けたかもしれません。

【元いじめられっ子トレーダー】多数派に合わせない生き方がFXで武器になった話

また同時に、「時間を売る働き方に違和感を持った僕が、FXを選んだ理由」もセットで渡しておきたいです。時間を切り売りする働き方と、リスクを取ってお金を増やす働き方。その違いに早めに気づけていたら、遠回りの仕方も少し変わっていたはずだからです。

【元いじめられっ子トレーダー】時間を売る働き方に違和感を持った僕が、FXを選んだ理由

これからFXを始める「昔の僕」みたいな人へ

最後に、この時期の話を読んでくれたあなたに、ひとつだけ伝えたいことがあります。それは、「迷走した期間も、ちゃんと武器になる」ということです。マルチに行ったことも、情報商材で失敗したことも、FXでボコボコにやられたことも、あとから振り返るとすべて「フィルター」になっています。

今の僕は、楽して稼げる話を聞いても、すぐに飛びついたりはしません。そして、どんな手法を見ても、「どのくらい検証されているか」「再現性があるか」「自分の性格と合うか」という視点で見られるようになりました。これは間違いなく、過去の失敗があったからこそ身についた視点です。

もし今、あなたが「何を信じればいいか分からない」と感じているなら、その感覚は決して悪いものではありません。むしろ、そこで立ち止まって考えられる時点で、もうすでに一歩リスク管理ができているとも言えます。そして、その上で「それでも相場の世界で勝負したい」と思えたなら、このブログの他の記事も、きっと何かのヒントになるはずです。

ここまで読んでくれてありがとうございます。遠回りしてきた過去ごと全部抱えたまま、それでも一歩ずつ前に進みたい人にとって、この経験が少しでも「自分はまだやり直せる」と思える材料になれば嬉しいです。

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