【重要指標】米雇用統計

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FXやバイナリーをする上で気をつけなければならないものが指標です。

特に、テクニカル分析でトレードしている人もファンダメンタル要素ではありますが気にしておくべきものです。

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米雇用統計

米雇用統計とは、アメリカの雇用状況を示す統計で、景気状況を知る上で最も重要な指標です。

原則、毎月第一金曜日と決まっており、日本時間で夏は21時30分、冬は22時30分に米国労働省労働統計局から発表されます。

アメリカの景気状況を表す最新の数値として、為替、株式などのマーケットに大きな影響を与えるため、市場関係者が注目しています。

発表の内容は「失業率」「非農業部門雇用者数」「民間部門雇用者数」「建設業就業者数」「製造業就業者数」「小売業就業者数」「金融機関就業者数」「週労働時間」「平均時給」「不完全雇用率」全10数項目の発表がある。

その中でも特に注目されているのは、失業率と非農業部門雇用者数です。

失業率

働ける人あるいは働く意志のある人のうち、失業している人の割合を示すものです。

どのように算出するかというと 失業者÷労働力人口×100 で計算されています。

労働者人口とは失業者と就業者の合計のことを言い、調査対象は16歳以上の男女となっています。

しかし、軍隊従事者や刑務所の服役者、就職の意志のない者(失業率調査の週の前の1ヶ月間に1回も就職活動をしていない人の事)は含まれていません。

失業率は事前の予想に対して期待以上であれば相場は好転し、逆に期待外れだと悪化する傾向にあります。

非農業部門雇用者数(NFP)

農業以外で働いている人の人数を示したものです。

民間企業や政府機関のうち、非農業部門の給与支払い帳簿を基に算出された就業者数です。

給料が払われた人数をカウントしている為、経営者や自営業者は含まれていません。

また副業など2つ以上の事業者で就業している人は重複してカウントされています。

アメリカでは企業業績が雇用状況に直接影響する為、失業率に比べて前月の雇用動向が早く反映される指標として重要視されています。

一般的に15万~20万人程度の増加が好調の目安となり、20万人以上増加すればアメリカのGDPを押し上げる水準とされています。

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